プログラマー(PG)の方はプログラミングが出来て当たり前ですが、それだけで満足していませんか?昔の僕もそうでしたが、それだけでは年収どころか自身のスキルもあまり伸びない時期がありました。
そんな経験を元に『プログラマーはプログラミングはできて当たり前!その先を見据える事が大事』という事を深堀していきたいと思います。
この記事ではフリーのプログラマーにフォーカスを当てていますが、正社員のプログラマーにも当てはまると思いますので、参考にいただければと思います。
プログラミングはできて当たり前!その先を見据えよう
プログラミングはできて当たり前ですが、ではその先を見据えるとはどんな事かを見ていきましょう。
【可視性】システムを引き継いだ後の事を考えよう
システムを引き継ぐ事ってよくあると思いますが、引き継いだ後の事を考えていないプログラマーが多いと思います。保守性を考えてもこのあたりは心がけたいですね。
僕が大事だなと思う事は以下の点です。
- プログラミングは早さも大事だが見やすさも大事(ソースコードの可視性)
- 開発者自身でデバックする時は最低3回はソースを見る(無駄な処理がないか)
- 複雑な処理は極力コメントを残す(コメントがなくてもわかる作りが理想)
- 1関数で複数処理を行わない(時と場合による)
- できるだけログに出力(デバックに最適)
- コメントを付けすぎない
このあたりを心掛けると自然にキレイなソースコードになり、他のプログラマーに引き継いでもあまり抵抗ないのかなと思っています。
【提案力】クライアントの満足度を高める行動が大事
プログラミングなんて勉強すれば誰でもある程度までできるようになります。ただしクライアントの満足度を高める行動をとっているプログラマーは少ないと感じます。
僕もあまり出来ている方ではないですが、そんな僕でも以下の提案や行動は心がけるようにしています。
- 常にIT関連の最新情報をインプットし少しでも関係がある情報を常に報告
- サーバーログを定期的に見てサーバー構成の提案
- できる限りコミットしできる限り早めに納品
- 常に時間があるアピール
これだけ?と思うかもしれませんが、これらって結構大事で僕でもできています。が、これら自体できていないプログラマーって結構多いかなと。
『サーバー構成の提案』に関しては知識がないと難しいかもしれませんが、それ以外の件は今からでも始められますよね。結果的に、さまざまな要望が届いたりその延長上で収入やスキルも必ずアップします。
プログラミングだけを行って満足しているプログラマーの方はいったん立ち止まって、このあたりを考えるといいと思います。
プログラマーは『郷に入れば郷に従え』精神を持つことが大事
プログラマーは『郷に入れば郷に従え』精神も大事です。見ていきましょう。
開発環境が整っていない職場は未だに結構あるのが現実
開発環境によって開発のスピードってだいぶ変わります。僕もこれは身に染みるほど体感してきました。たまたまジョインされた職場の開発環境が整っていない場合ってありますよね。
- バージョン管理を入れていない
- IDEを使っていない
- 監視を入れていない(サーバーが落ちていても気づかない)
- セキュリティががばがば(これは例外)
この場合、まず開発環境を整える事を考えそうですが、それよりも大事なのは現場の開発環境でできるだけコミットしよう、という事です。
生産性が上がらないですよね?はい、正直上がりません。ただこの目的はクライアントからの信用を勝ち取る事です。
こういう職場のほとんどは現状をあまり変えたくないクライアントさんばかりです。なので最初から環境を整える為にあ~だこ~だ言っても信用がないのであまり聞いてくれません。その為、まずはクライアントからの信用を得るために現状でできるだけコミットするという事です。
クライアントからの信用を得られる以外にも、自らのスキルアップにもなります。こういった環境を複数体験すると、他のプログラマーより一歩も二歩も先に行けるので、まずは現状でできるだけコミットするようにしましょう。
ただし、『セキュリティ』だけはできるだけ早めに対応した方がいいですね。ここが分かっていないクライアントの場合は、さっさと辞めちゃうのも手ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
昔の僕もそうでしたが、プログラミングだけを淡々とこなしていても年収どころか自身のスキルもあまり伸びません。プログラミングはできて当たり前なので、その先を見据えて考えながら様々な行動をとるようにしましょう。