女性でもプログラマーで活躍できるのか?今日はこんな悩みを深堀していきたいと思います。答えは簡単で女性でもプログラマーで活躍は十分にできます。むしろこれからどんどん増えていくでしょう。
そんな中でもメリットデメリットは必ずあります。メリットばかりではなくデメリットも一緒に見ていきましょう。
そんな僕もプログラマー歴約12年とある程度この世界で生き残っていますので、少しは参考になるかなと思っています。
男性よりもむしろ女性の方がプログラミングは向いている
女性は「非理論的」とか「感情的」とかでプログラマーには不向き、なんて考えがひと昔前まではありましたが、これはもう古いです。
昨今では女性プログラマーが不利という事はあまりなく、むしろ男性よりも優遇されているところもあります。
事実、以下のグラフを見るとわかる通り、女性エンジニア(プログラマー含む)の転職決定数は約4倍に増加中です。しかも35歳以上の転職者の伸び率が高いといった傾向もあります。

それには「女性活躍推進法」等の影響もあると思いますが、データ的に見ても女性が活躍できる場が増えてきているのが分かります。
そして僕の経験上からでも女性の方がプログラミングに向いていると感じています。ただしメリットもあればデメリットもありますので、1つ1つ見ていきましょう。
女性のプログラマーであるメリット
女性のプログラマーであるメリットを紹介させて頂きます。
メリット①在宅ワーカーしやすいので子育てママにオススメ
昨今、プログラマーの場合は在宅勤務等しやすい環境となっております。しかも今後はどんどんリモートワークが推奨されていくとも感じています。
それらを考えると、妊娠・出社ん等のライフステージの変化に合わせて柔軟な働き方ができるのが最大のメリットかと思います。
後、在宅に限らずネットがつながる環境ではあらゆるところで仕事ができるメリットもあります。いわゆる隙間時間だけ仕事するという感じでもOKですね。
スキルさえあればこのようなライフワークもできます。(これらは男性でも同じです。)
ちなみに未経験でもプログラミングは覚えられるという記事を『未経験でもプログラミングは覚えられるか?【答えはYesで素早く行動しよう】』にまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
メリット②ソースコードがキレイ【女性にはかなわない…】
これは僕個人的な意見ですが、やはり女性の方がソースコードはキレイですね。女性にはかないません…
メリット③女性の社会進出が進んでる【転職に有利】
ひと昔前までは女性は「非理論的」とか「感情的」とかでプログラマーには不向きと言われてきましたが、女性の社会進出も進んでいる昨今ではこの考えはもう古くなっています。
むしろ男性よりも冷静にロジカルな考え方の女性が増えているのが事実です。
もし転職を考えている場合は積極的に転職活動をしていい職場を探しましょう。
メリット④そもそも求人数に対してエンジニア数が足りていない
これは男性にも言える事ですが、そもそも求人数に対してエンジニアの数が圧倒的に足りていません。今に始まったわけではなく僕がプログラミングを覚え始めた12年くらい前でもそうでした。
つまり、今後ある程度はこの関係は続くと言っても過言ではないと思います。
こういうのもあり、女性エンジニア大歓迎のところは結構増えていたりします。
ちょっと話が逸れますが、文系ではだめなのか?と思われる方がいるかもしれませんが、そのあたりは全く関係ありません。文系のエンジニアの方もたくさんいますよ。
女性のプログラマーであるデメリット
では逆に女性のプログラマーであるデメリットを紹介させて頂きます。
デメリット①男性プログラマーよりも給料が少ない傾向
昔よりは改善されてきているとは思いますが、女性プログラマーは男性プログラマーよりも給料が少ない傾向にあります。
以下のグラフが参考になりますが、妊娠・出産等ライフワークが変わる事も関係があるでしょう。ただしスキルがあれば十分男性よりも稼ぐことは可能です。実力主義の世の中になってきているので、以下のグラフは参考までに留めておいていただければと思います。

デメリット②基本的に残業はあるものです
これは男性にも言える事ですが、エンジニア職は基本的には残業があるものと考えた方がいいでしょう。ひと昔前よりは残業は少なくなってきていますが、家庭持ちの女性の場合、残業は少々ネックになるかもしれませんね。
ちなみに残業がありすぎてIT土方と言われている場合もあります。『【現役プログラマーが教えます】もうIT土方じゃない!残業がある職場は辞めましょう』にまとめていますので、是非参考にしてください。
IT土方だな~と感じたら、すぐに転職をオススメします。
デメリット③男性ばかりの職場が多い【転職前に要チェック】
女性プログラマーが増えてきているのは事実ですが、現状まだまだ男性のプログラマーの方が数は圧倒的に多いです。
その為、男性ばかりの職場が多い事がほとんどでしょう。
少し話が逸れるかもしれませんが、女性プログラマーでも結婚してから抜けられるのが痛い、と思って女性プログラマーの採用に消極的な会社もあります。
そのような面も含め、女性プログラマーで転職を考えている人、今からプログラミングを覚える女性の人、は働きやすい職場かどうかを事前にチェックするのが非常に大事となります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
女性の社会進出がどんどん進んでいますので、今後も女性プログラマーはどんどん増えていくと想像しています。かつ、プログラマーが足りていない状況が今後も続きそうな為、初心者でも転職を考えている女性の方でもどんどん挑戦していきましょう。