20代後半で将来に不安があり、プログラミングを覚えたいと思っています。
プログラミング言語の中でも、覚えやすいと言われているPHPは独学で覚えられるでしょうか?
今日はこういった悩みを現役エンジニアの目線から説明させて頂きます。
エンジニア不足と言われている現在ですが、将来的にもエンジニアの数が足りなくなると予測されています。
平均収入も他の職種よりも高めになっており、プログラミング言語の中でもPHPは初心者でもとっつきやすい言語です。
そんなPHPですが、果たして独学で覚える事ができるのか?
この記事を読めば、どのようにして独学で覚える事ができるかを詳しく説明いたします。
独学でプログラミング言語PHPは覚えられるのか?【答えはYes】
結論としては、PHPは独学で覚える事は可能です。
主な理由は以下の2点が挙げられます。
- インタプリタ言語である
- ソースコードがみやすい
- 日本語コミュニティや解説サイトが多い
理由①:インタプリタ言語である
インタプリタ言語って何?と思いますよね。
まずプログラミング言語で書いた状態では、コンピュータ側は内容を理解できません。
コンピュータでも理解できる機械語に変換する必要があります。
これだけじゃわからないですよね。
すごくわかりやすく言うと、PHP(インタプリタ言語)は、ソースコードを書いてすぐにプログラム実行できるといったイメージです。
逆にJava(コンパイル言語)などは、ソースコードを書いてコンパイルという処理(機械語に変換)を通してからでないとプログラム実行はできません。
プログラム実行まで、工程が1つ少ないという所がポイントですね。
理由②:ソースコードがみやすい
プログラミングを浮かべると、なんだかよくわからない英数字が並んでいるイメージがあると思います。
実際そうなのですが、その中でもPHPは他の言語に比べてソースコードがみやすく、基本的なルーチンの作り方や処理、命令文を理解できれば初心者でも覚えやすい言語となっています。
理由③:日本語コミュニティや解説サイトが多い
世界トップシェアを誇るCMSでもあり、このブログでも利用しているWordPressもPHPで作られています。
WEB開発によく使用される事が多く、日本語コミュニティや解説サイトが多数ある事もポイントです。
これは独学の上では非常に大事で、PHPで何か迷ってもほぼ100%ネット記事に解決策があります。
どのようにしてプログラミング言語PHPを独学で覚えるのか?
プログラミング言語、PHPは独学で覚えられる事を説明しました。
とはいっても、そう簡単にスラスラコードが書けるようになるほど、プログラミングを覚えるという事は簡単ではありません。
しっかりとステップを踏めば、独学でも早く覚える事ができます。
では実際にどのようなステップを踏めばよいか?
答えはこの通りです。
- ステップ①:PHPとは何かを学ぶ
- ステップ②:独学する環境を整える
- ステップ③:実際にPHPコードを書きまくる(一番大事)
1つずつ見ていきましょう。
ステップ①:PHPとは何かを学ぶ
まず、PHPとは何かという基礎の部分を最初に学びましょう。
なんでもそうですが、基礎がわからないまま覚えようとしても結果的に時間がかかってしまいます。
どんなものなのか?を最初に学ばないと、書きたいコードもかけないですよね。
そこで、最初にオススメなのが『Progate』。
最初の基礎となるレッスンは無料でも受けられるので、全くの初心者はまずここから始めるといいでしょう。
また、並行して書籍でより知識を深めていくのが得策です。
僕個人的に、初心者にオススメの書籍は以下の3つです。
ステップ②:独学する環境を整える
基礎知識がある程度わかってきたら、独学できる環境を整えましょう。
- ノートPC
- レンタルサーバ(安価なサーバでOK)
最低限はこの2つです。
ノートPCに関しては、デスクトップPCでも構いません。(あなたが独学しやすい環境であればどちらでも)
それよりもレンタルサーバを契約する事が大事です。
エンジニアになれば会社のサーバを使って開発&検証を行いますが、独学で覚えるにあたっては個人でサーバを契約しましょう。
レンタルサーバを契約する事で、プログラミング以外の事(サーバなどのインフラ周り)も一緒に覚える事ができるので一石二鳥かなと思っています。
レンタルサーバについて、よくエックスサーバーとか紹介されておりますが、独学環境にはそんな高スペックは必要ありません。
僕的におすすめなのが、『Amazon Lightsail』です。
月額3.5ドル〜(400円くらい〜)で利用でき、すぐに環境(サーバ)を作れたり削除できたり、独学にはうってつけです。
ステップ③:実際にPHPコードを書きまくる(一番大事)
一番大事なのは、やはりこの工程です。
PHPに限らず、プログラミングを覚えるには手を動かす事が最も大事です。
スキマ時間があれば、少しだけでもPHPコードを書いてみる…といった心がけが大事です。
番外編①:手っ取り早く就職してしまう【実際の例】
実は手っ取り早く転職・就職してまうというのもありです。
求人としては少ないかもしれませんが、稀に未経験者OKの求人があったりします。
実は、僕がこのパターンでした。
ITエンジニアになりたいなと思い、ほんとに少し(1ヶ月程度)独学で学んだあとに、知り合いの会社に未経験で採用していただきました。
ただし、
- いきなりフレームワークを使う現場に配置
- 毎日誰よりも早く出社し毎日終電間際
- 家に帰ってもプログラミング作業
- 時給換算で約1,000円くらい
- 睡眠時間は3時間くらい
と、今思えばブラックのような働き方でしたが、当時はプログラミングを覚える事に楽しみを感じており、ブラックなんて思った事は1ミリもありませんでした。(何より知り合いの会社という点がよかったと思っています。)
そのおかげ?か、PHPも早く覚える事ができ、今では様々なフレームワークからインフラ周り、PHP以外の言語なども覚える事ができました。
僕の例は稀で、今では考えられない働き方ですが(笑)、未経験OKで信頼がもてそうな企業でしたら、多少の安月給でも思い切って行ってみるのもありだと思います。
番外編②:スクールに通って学ぶ
近年、流行っているプログラミングスクールに通って覚えるのもありです。
ただしスクールだけあって、料金はある程度かかります。
スキマ時間を利用して学習するところ、数ヶ月がっつり学習するところと様々ですが、直接メンター(人)から教わるので、吸収するスピードは独学よりも圧倒的に早いと思います。
プログラミングスクールは様々なところがありますので、気になる方はまず自分に合いそうなところをチェックしましょう。
ちなみに、このブログではいくつかプログラミングスクールを紹介しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
プログラミング言語PHPを独学で覚える方法のまとめ
プログラミング言語PHPを独学で覚える方法を説明させて頂きました。
基礎知識を覚える事や環境を整える事など、いろいろ説明してきましたが、やはり一番大事なのは手を動かす事です。
PHPの基本的な事がわかってきたら、某掲示板や某Q&AサイトをPHPで模写してみたりする事でよりスキルが身に付くと思います。
考えていても何もスキルは身につかないので、今すぐ行動する事が大事です。
補足ですが、プログラミングを覚えるのに年齢は関係ありません。
ですが、若ければ若いほど飲み込む速度が違います。(30代より20代の方が覚える速度は早い)
そのため、20代で迷っている人は非常にもったいなくて、30代〜でもガッツがあればプログラミングを覚える事はできます。(実際に僕も20代後半〜30代前半くらいで覚えました)
思い立ったらすぐに行動しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます!