WordPressでブログを立ち上げたいけど、パーマリンクはどんな設定が最もオススメなのか知りたいです。
今回はこのような悩みを解決したいと思います。
パーマリンク設定はSEOにも関わってくるので、かなり大事な部分です。
最初に結論だけ言うと『投稿名』での設定が最もオススメです。
できるだけブログ立ち上げ時に決めて、途中から変えない方がいいでしょう。
その辺りも、一緒に説明させて頂きます。
WordPressのパーマリンクとは?
まず、パーマリンクとは一体なんなのか?
パーマリンクとは簡単に言うと、WebページのURL(ドメインから後の部分)の事をさします。
例えば、この記事のURLは、
https://ha2pylife.com/wordpress-permalink-seo
ですが、
wordpress-permalink-seo
こちらの通り、ドメインから後の部分がパーマリンクという事になります。
WordPressのパーマリンク設定は、以下の通り6パターンで設定が可能です。
設定内容 | 意味 |
---|---|
基本 | 末尾はWordPressで自動的に連番が振られる構造 例. http://www.example.com/?p=123 |
日付と投稿名 | 投稿日付とタイトル(投稿スラッグ)を用いた構造 例. http://www.example.com/2020/11/11/sample-post/ |
月と投稿名 | 投稿月とタイトル(投稿スラッグ)を用いた構造 例. http://www.example.com/2020/11/sample-post/ |
数字ベース | 投稿IDを用いた構造 例. http://www.example.com/archives/123 |
投稿名 | 投稿名を用いた構造 例. http://www.sample.com/sample-post |
カスタム構造 | 上記以外で自分独自で構造を定義できる設定 例. http:///www.sample.com/%year%/%postname%/ |
短くシンプルなURLにするのがSEO的にも有利
パーマリンクの設定はなんでもOKではございません。
厳密的に言ってしまえば、なんでもOKなのですが…SEOを意識するならば、極力は短くシンプルなURLにするのがベストでしょう。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。
論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
URL では区切り記号を使うと効果的です。
http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。
URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
シンプルな URL 構造を維持する | Google Search Consoleヘルプ
↑このようにGoogleからの見解みてとれるように、
- 短く
- シンプルに
- わかりやすい
URL(パーマリンク)がおすすめだと公式で発表しています。
ちなみに、ドメインは早めに取得する方がいいですが、その理由については、以下の記事で紹介しておりますので、参考にしてみてください。
パーマリンクの設定は極力途中で変えない
ある程度、記事数が増えてくると途中でパーマリンクを変えたくなる場合があります。
しかし、途中でパーマリンクは変えるのはリスクが伴います。
なぜかというと、
- URLが変わってしまうのでリンク切れを起こしてしまう
- URLが変わってしまうのでページの評価がクリアになってしまう
このような事になってしまうからです。
どうしても、途中でパーマリンクを変えたい場合には、301リダイレクトを入れるなど、しっかり計画を立てて変更する事をおすすめします。
ちなみに、301リダイレクトについては、以下の記事で紹介しておりますので、参考にしてみてください。
WordPressのパーマリンクで最もオススメな設定
では、WordPressのパーマリンクで最もオススメな設定は何かと言うと、ずばり「投稿名」での設定となります。
最大のメリットとしては、
- 自由に変更する事ができる
- カテゴリー変更の影響を受けない
この2点かなと思います。
それぞれ詳しくみていきましょう。
メリット①:自由に変更する事ができる
「投稿名」の設定は、基本的には記事タイトルがそのままパーマリンクになりますが、タイトル以外にも自由に変更する事ができます。
WordPressでのパーマリンク(投稿名)の変更手順
右上の歯車アイコンをクリックします。
すると右メニューが表示されるので、パーマリンクをクリックします。
パーマリンク設定が表示されるので、希望の内容を入力します。
その後、『下書き保存』や『公開』をクリックしパーマリンクを適用します。
このように設定は何も難しくなく、記事の内容が分かりやすいURLに変更できる点が最大のメリットです。
メリット②:カテゴリー変更の影響を受けない
パーマリンクの設定でカテゴリー(例えば「blog」というカテゴリー)を含んでいる場合、
https://ha2pylife.com/blog/1719
となります。
例えば、あとから「blog」というカテゴリーを「wordpress」というカテゴリーに変更すると、
https://ha2pylife.com/wordpress/1719
このようになってしまいます。
当然ですが、旧URLから新しいURLへ変更された事を知らないと、リンク切れを起こしたりページの評価が元に戻ってしまいます。
サイト運営が長ければ長いほど、あとからのカテゴリー変更というのはリスクがあるといった感じですね。
その分、パーマリンクが自由に変更できる「投稿名」での設定の場合、途中からカテゴリー変更してもリスクは特にないので、安心して途中でカテゴリー変更ができます。
パーマリンク設定「投稿名」の注意点
パーマリンクの設定は「投稿名」が最もオススメという事を紹介してきましたが、注意点もあります。
注意点①:パーマリンクに日本語は使わない
「投稿名」の設定では自由に設定でき日本語でも設定できますが、日本語は使わない方がいいでしょう。
例えば、日本語が入っていると、
https://ha2pylife.com/【SEOに最適】WordPressのパーマリンクで最もオススメな設定とは?
このようになります。
一見わかりやすいかな?と感じますが、例えばこの記事をSNSシェアすると、
https://ha2pylife.com/%E3%80%90SEO%E3%81%AB%E6%9C%80%E9%81%A9%E3%80%91WordPress%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%A7%E6%9C%80%E3%82%82%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%81%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F
このように、パーマリンク箇所が機械文字に変換され、わかりづらく、長いURLになってしまいます。
Googleの公式見解からも遠く離れたURLになってしまいますね。
そのため、日本語をパーマリンクには含めない事が大事です。
まとめ
WordPressのパーマリンクについて説明いたしました。
パーマリンクの設定だけで、劇的にSEO対策ができているか、というとそうでもなく、結局は記事の質が求められます。
ですが、少しでもGoogle(クローラー)にわかりやすく伝える為には、かなり重要な設定部分です。
WordPress立ち上げ時に最適なパーマリンク設定を行い、ブログライフを楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!