プログラミングスクールに通ってみたいけど無駄なのかな〜?
SNSや口コミを見ると、
- 意味ないからやめておけ
- 高いお金払うだけ無駄
- 通う必要がない
などネガティブな意見が多いです。
高額な費用や時間をかけるので本当に価値があるのか疑問に思うのは当然のこと。
本当にプログラミングスクールは無駄なのか?ということをしっかり把握しておきたいですよね。
そんな悩みを持っている人に、本記事ではなぜプログラミングスクールが無駄と言われているのか?を説明させていただきます。
ぜひ最後まで読んでいただき、自分に最適な選択を選びましょう。
本当にプログラミングスクールは無駄なのか?
まずはっきり言っておきますが、プログラミングスクールはほとんどの人には無駄です。
えっ、これから通おうと思ったのに…、、、と思っている人、本当にすみません。マジです。
例えば、料理を覚えたいな!と思ったらまずはどうしますか?
- ネットで料理本を買う
- 本屋に行って料理本を買う
- ネットで料理レシピを見る
- 友人に料理レシピを教わる
- ChatGPTで料理を教わる
大体はこんな感じですよね。
何が言いたいかっていうと、いきなり「料理教室」には通わないですよね?
プログラミングもそうです。
- ネットで参考書を買う
- 本屋に行って参考書を買う
- ネットでプログラムコードを見る
- 友人にエンジニアがいたら教わる
- ChatGPTでプログラミングを教わる
このように、いわゆる「独学」でなんとかなっちゃうんです。
厳しい言い方ですが、そもそも独学ができない人はエンジニアに向いていません。
ではなぜプログラミングスクールなるものが存在し、ある程度の需要があるのか。
それは独学では限界を感じたり、ケツを叩かないと行動できない人がいるからです。
それって単なる甘えなんじゃないか?と思っちゃいますよね。
なので、なぜ無駄なのか?というのをもう少し詳しく、そして無駄ではない人とは?というポイントに焦点を当てて説明します。
プログラミングスクールが無駄だと思う理由
プログラミングスクールが無駄だと思われる理由は主この5点です。
- 授業料が高い
- 独学でも学べる
- 実務経験が積めない
- 就職できるとは限らない
- そもそもノーコード時代
やっぱりそうなのか…と思うものもあれば、ん?というものもありますよね。
1つずつ解説します。
①授業料が高い
まずなんと入っても授業料は高めです。
先ほど紹介した「参考書を買う」方法で独学した場合の費用は以下のようなイメージです。
- 参考書は高くても3,000円くらい
- 学習用のサーバー代は月1,000円ほど
- 学習用のドメイン代は年間で1,000円ほど
1年間で考えると大体16,000円ほどでめちゃくちゃ安いですね。
ではプログラミングスクールはというと、ざっくりですが20〜30万円くらいかかってしまいます。
ね、高いでしょ。
プログラミングスクールによっては半永久的にサポートしてくれるところもありますが、1年での費用で換算すると、ざっくり考えても10倍ほど金額に差があることがわかります。
お金なんて関係ないんだ!っていう人はいいかもしれませんが、賃金も安い今の時代ではできるだけ安く抑えたいと考えますよね。
②独学でも学べる
ぶっちゃけてしまうと、プログラミングは独学でも覚えられます。
ちなみに僕が独学でやっていた方法は以下の通り。
- 勉強用の安いデスクトップPCを買う
- html、css、js、phpを覚える参考書を買う
- 今で言うブログみたいなページをなんとなくベタで作る
- DDNS(ダイナミックDNS)を設定し↑このページを公開する
何やってるのかさっぱりわからない…と感じても大丈夫。
少し勉強すればこれくらいはできちゃいます。(本当に難しいことじゃないですよ!)
今や世の中にはたくさんの(Web)サービスがあり、それらを利用すれば僕みたいに自宅にPCを立ててベタでHPを作って…なんてする必要はまったくないです。
ただ、独学で勉強するならこれくらいはできた方がいいかな〜とは思っています。(手間がかかる…というのは一旦おいといて)
あとは、わからないことがあればググって検索すれば大体のことは解決できますし、今ではググるよりもChatGPTに聞くほうが答えにたどり着くまで早い時代になっています。
独学には便利すぎる時代ですね。
こういったことから、わざわざプログラミングスクールに通う必要はない、と言えるわけです。
③実務経験が積めない
プログラミングスクールに入っても実務経験は積めません。
別に実務経験が積めなくてもいいんじゃない?って思うかもですが、この「実務経験」がエンジニアとしてはかなり大事。
教科書に書いてあるものを完璧に覚えても、実際の現場で活用できなければ意味ないですよね?
もちろん、頭のいいエンジアが重宝されることは言うまでもないですが、現場での立ち回りを理解しているエンジニアもめちゃくちゃ重宝されます。(単独での開発は向いているが複数人での開発は不向きな人、みたいなイメージですね)
プログラミングスクールでは、現場で活躍しているエンジニアの方がワンツーマンで教えてくれるところもありますが、一番おすすめなのは以下のメソッドかと思っています。
- まずは独学で覚える
- クワウドワークスなどで案件を受注しまくる
本当にこれだけでかなり成長します。
わざわざプログラミングスクールに通わなくても、実務経験が積めるので圧倒的にスキルアップに役立ちます。
④就職できるとは限らない
プログラミングスクールに通っても就職できるとは限りません。
もちろん優秀な方は問題なく就職はできると思いますが、全員ができるとは限りません。
なので、就職を前提でプログラミングスクールに通う、というのはやめた方がいいでしょう。
独学してクラウドワークスなどで複数の案件を受注し、人脈を広げる方がよっぽど幸せな生活に近づけます。
⑤そもそもノーコードの時代
これを言ってしまうと、じゃ〜エンジニアって必要ないんじゃないの?って思いますが、ぶっちゃけ本当なので伝えておきます。
「作る側」から「使う側」にシフトチェンジした方が、今後の世の中を考えると幸せかもしれません。
まだまだエンジニアは「売り手市場」と言われておりますが、近々「買い手市場」にかわるのでは?と思っています。
そのため、これから絶対エンジニアになりたいんだ!って信念を強く持っている人以外は、人生プランを考えた方がいいでしょう。
プログラミングスクールに合う人もいる
今まで散々プログラミングスクールは無駄だ!と言ってきましたが、実は無駄じゃない人もいます。
- どうしても独学ができない人
- 現場で活躍する人から直接教わりたい人
- 就職できるとは限らないが独学よりは有利な面も
僕が思うに、このような人はプログラミングスクールに向いていると考えています。
プログラミングスクールに申し込んじゃったけど不安だな〜、これから申し込もうと思ったのにな〜…って人、大丈夫です。
自分に合っていれば無駄じゃないですよ。
こちらも1つずつ説明していきます。
①どうしても独学ができない人
独学ができないとエンジニアなんて無理だ!って言いましたが、これ自体は間違っていません。
ただし、独学の仕方が下手くそな人もいます。
いわゆるどうやって勉強すればいいのか、効率よく勉強するポイントを抑え切れてない人がこれです。
時間をかけてゆっくり学習していけば誰でもエンジニアになれますが、技術の進歩が早いこの業界ではあまりゆっくりもしてられません。
なので、そういう人は手っ取り早くスクールに通って勉強しちゃうのもありです。
スクールに通えば、今後どのように勉強(独学)していけばよいかポイントも抑えられるし、何よりも勉強方法を会得するまでの無駄な時間を極力減らすことができます。
②現場で活躍する人から直接教わりたい人
先ほどもお伝えしましたが、プログラミングスクールでは現場で活躍するエンジニアから直接教わったりもできます。(スクールによります)
例えば独学だと「プログラミングの基本的なルール」が、きっちりわかっていないまま勉強する人がいます。
いわゆる見切り発車ですね。
悪くはないのですが、基礎的な部分をしっかり覚えないと思わぬところで墓穴を掘ったりしちゃいます。
そういった意味でもワンツーマンで基礎からみっちり教わるというのはだいぶメリットがあると思います。
あと、webや書籍の情報が常にアップデートされているとは限りません。(アップデートされているweb記事もあります)
そこはやはり実際に現場で活躍している人の方が知識は1枚上手かと思います。
③就職できるとは限らないが独学よりは有利な面も
これも「プログラミングスクールは無駄」で説明した内容と一致しますが、プログラミングスクールに通ったからと言って就職できるとは限りません。
ただし、独学で勉強している人よりも就職に有利になる可能性はひじょうに高いです。
プログラミングスクールの中には、就職させるところまでを含めてサポートしてくれるところもあります。(昨今では大体はこのパターンかと思います)
あとはメンターに気に入られれば、メンターの会社に就職、なんてこともありえます。
無駄じゃないプログラミングスクールはどこ?
どうせプログラミングスクールに行くなら、評価がよかったりサポート体制もしっかりしているところがいいですよね?
そこで、現役エンジニアである僕がピックアップしたおすすめのスクールをいくつか紹介しますね。
ただし、授業料はある程度発生するので最後は必ず自分自身で決めてください。
①TechAcademy(テックアカデミー)
通過率わずか10%を突破した現役エンジニアからマンツーマンで学べるオンラインスクールで、講師が全員、現役エンジニアという点がポイントです。
②Digital Hollywood Online(デジハリオンライン)
クリエイター養成スクールや四年制大学の運営で有名なデジタルハリウッドが手掛けるプログラミングスクールです。
デジタルハリウッド開校して20年のノウハウを活かし、未経験の人でも安心して学習できるようなシステムとサービスがあり、伝統と実績があるプログラミングスクールです。
③DMM WEBCAMP
プログラミング未経験者からプロフェッショナルまで、幅広いレベルの学習者に対応したプログラムを提供している人気のプログラミングスクールです。
CMなどでよく耳にする「DMM」が運営しているプログラミングスクールです。
番外編①:ピンポイント学習のUdemy
プログラミングスクールとは少し話がそれますが、ピンポイントで学習できるUdemyもおすすめです。
独学とプログラミングスクールの間でいいとこ取りみたいなイメージです。
簡単に言うと、
- phpだけを覚えたいな
- mysqlだけを覚えたいな
- AIの概要だけを覚えたいな
- etc
と、学習したいポイントに絞ってオンラインで学習できるeラーニングです。
プログラミングスクールに通うほどの資金がなく、学びたいポイントが多岐にわたる人にはUdemyはおすすめです。
セールも頻繁に開催しており、なんと言ってもUdemyは低価格が魅力です。
自分に合ったコースがあるか、まずは見てみましょう!
番外編②:ピンポイント学習のProgate
ピンポイントで学習できるProgateもおすすめです。
Udemyと似ていますが、初心者に優しくスライド形式のレッスンで視覚的にも理解しやすいです。
実際にコードを書いて確認する演習問題もあり、学んだ知識をすぐに試せるのも魅力です。
例えば、HTMLやCSSの基本をスライドで学び、すぐに自分のWebページを作成できるようになります。
初歩的なレッスンは無料で受けることもでき、まずは無料で試してから有料(月額980円〜)に切り替えるのもいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
プログラミングスクールは基本的には無駄だという考えですが、人によっては無駄じゃないことがわかりました。
なんと言っても授業料が高いので、独学できる人はその方がいいでしょう。
ただし、勉強するポイントが抑えられていない人や、現場の人から直接学びたい!という人は資金と相談してプログラミングスクールに通うのもありです。
そこまで資金がない人は、UdemyやProgateみたいにピンポイントで学ぶのもありで、、昨今では勉強のための選択肢はたくさんありいい時代です。
自分にあった学習方法を早く身につけ、さっくりプログラミングを学んでいきましょう。
素敵なプログラミングライフを!
最後まで読んでいただきありがとうございました。