PHPのインストール方法はyumで手っ取り早くインストールする方法と、ソースからインストールする方法があります。
僕はもっぱら後者で毎回ソースからインストールをしているのですが、インストール後にモジュールを追加したい場合ってありますよね。
例えば初期インストール時は必要最低限のモジュールだけ組み込んで、後から徐々にモジュールを追加していく…など。
今回はそんな、ソースからインストールしたPHPに後からモジュールを追加する方法を見ていきたいと思います。
このブログは現役のエンジニア(プログラマー歴が約12年)の僕(よしたか)が2019年12月後半から日々更新しております。
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ソースからインストールしたPHPにモジュールを追加したい時はphpizeを使おう
ではどのように後からモジュールを追加するのかというと、「phpize」という便利なコマンドを利用します。
今回はbcmathというPHPで少数を正確に扱うモジュールを追加する手順を紹介させて頂きます。
またパス等は適時ご利用の環境に合わせて頂ければと思います。
PHPソースファイルのextensionフォルダに移動
cd /usr/local/src/php/extension/curl
configureファイルを生成する為にphpizeを実行
phpize
configureを実行
./configure --enable-bcmath
モジュールを作成
make
モジュールをインストール
make install
作成されたbcmath.soをextensionディレクトリへコピー
cp -p /usr/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20121212/bcmath.so /usr/local/lib/php/extensions/
コピーしたモジュールを読み込み
vi /usr/local/lib/php.ini
=====
extension=bcmath.so
=====
Apacheのリスタート
service httpd restart
インストールされているか確認
php -i | grep 'bcmath'
このようにphpizeを使うと1からビルドする必要はなく、簡単にモジュールを追加できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
近年ではソースからインストールして構築~という人は少なくなったような気がします。ですが個人的には環境依存しない(不要なものがインストールされない)ソースからのインストールする方法がベストだと思っています。
このように後からモジュール追加も簡単ですので、是非ソースからのインストールをオススメ致します。(ちょっと話の趣旨が変わってしまいましたね、すみません…)
今回はこれでサクッと終了です。